漫画、アニメが与えゆく影響

漫画やアニメが影響を与えるものは大きい。

例えば、スポーツ系には多く見られスラムダンクの絶頂期、バスケ部入部が増えたり、テニスの王子様によりテニス部に入る人もいた。

確かにスラムダンクに熱中していた時は、ついついバスケがしたくなる衝動に駆られ、ボールを買い小学校のグラウンドに友人とバスケをしたものだ。
なぜか、無理だけどダンクができるかもしれないと思ってしまうこともあった。

その中で、ほったゆみの「ヒカルの碁」という漫画がある。
これは囲碁を取り上げた漫画なのだ。
それまで囲碁は壮年や高齢者の方のものとか、NHKでたまに対局やってる番組がある地味な印象で僕ら若者にはあまり関心のないものだったのではないだろうか。
そこにあえて囲碁を題材とした作者のチャレンジ精神は凄い勇気であり新鮮だ。
主人公の少年進藤ヒカルの成長と現代に蘇った平安時代天才棋士藤原佐為（ふじわらのさい）の存在感、ライバルたちとの戦いなどビジュアルと共にそのストーリーも面白く、囲碁のルールがわからなくても楽しめた漫画だった。
それにより、少年少女たちに囲碁ブームが巻き起こった。
私も高校の時、囲碁部だった時にちょうど、ケーブルでヒカルの碁を見て影響もされた一人だ。

ともあれ、スラムダンクなどよスポーツ漫画やヒカルの碁の影響で人生が変わり、中にはプロになった人もいると思うが、それだけ漫画の持つ力というのは大きいものを感じざるを得ない。